ラブラドールレトリバーは飼いやすい犬種ですか?パピーウォーカー経験者は語る
ラブラドールレトリバーと聞くとどんなイメージをお持ちですか?
賢い?おとなしい?やさしい?
どれも正解です。というとかなり飼いやすい犬種のように思われますよね。
でもそんなかんたんな話じゃないんです。
実際にラブラドールを飼い始めると、こんなはずじゃなかった!?と思うことがたくさんあります。
ここでは盲導犬パピーウォーカーを経験した私が、ラブラドールレトリバー、特に子犬の時期の飼いやすさについてお話します。
生後6ヶ月位まで苦労する
見た目が可愛らしく、愛嬌があるラブラドールですが、生後6ヶ月位までは全く言うことを聞きません。
手がつけられない状態です。
何でもかじる、ものをくわえて走り回るなどいたずらは何でもあり。
ゴミ箱なんか普段どおりおいてあったら、倒して部屋中ゴミだらけにされてしまいます。
またダンボールがあったらかじってばらばらにしたり、木製の家具をガリガリかじったり、こんなことは日常茶飯事のことでした。
盲導犬センターからは、犬がいたずらしないように物を片付けてください、といわれました。
でも片付けられないものもあります。家具なんて片付けるのは無理ですからね。
甘噛も激しかったです。手が傷だらけになります。すごく痛いです!
だから最初のうちは苦労します。なんでこんなボランティアを始めたんだろう、と1度ホンキで思ったことがあります。
生後7ヶ月くらいからは少し落ち着いてくる
最初はいたずらばかりで大変ですが、7ヶ月くらいからはかなり落ち着いてきます。
いたずらは続きますが、前ほどの激しさはなくなり、飼い主のストレスは大きく減ります。
個体差はあるでしょうが、私が預かった犬の場合はそうでした。
なにか特別なことをやったわけではありません。しつけは普通通りですし、自然とおとなしくなっていった印象です。
だからこれからラブラドールを飼う方は、最初の6ヶ月は覚悟したほうがいいです。
しつけのしやすさは?
しつけはしやすい犬種だと感じました。
パピーウォーカーは当時盲導犬センターで研修会があり、隔週で参加していました。
その際、訓練士から色々教わるのですが、最初教わったのはアイコンタクトです。
アイコンタクトさえしっかりできれば、あとことは自然とできるようになります。
もともとラブラドールは賢い犬なので、毎日練習すると、アイコンタクトの時間が少しずつ伸びていきます。
散歩のときは最初はどんどん先に行こうとしますが、これも教えていくうちに飼い主徒歩調を合わせて歩けるようになります。
チェーンのリードを使うのがよかったですね。
ただトイレは他の犬種とくらべると覚えるのに時間はかかるようです。
それでもある時期をすぎると上手にできるようになります。
まとめ
結論としてはラブラドールは飼いやすい犬種だと思います。
盲導犬など人に役立つ仕事をすることからもそれはわかります。
ただ最初の6ヶ月は苦労することを覚悟してください。
その後次第に落ち着いてくるので、飼い主のストレスは減ってきます。
あなたもラブラドールを飼ってみませんか?
すばらしい体験をすることができますよ!