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盲導犬候補犬に最も大切なしつけは?元パピーウォーカーが語る

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盲導犬視覚障害者の目になって、行きたいところに

連れていくお手伝いをしてくれます。

 

犬好きで、盲導犬の育成に興味があった私は十年以上前、

盲導犬候補の犬を1歳まで育てるパピーウォーカーのボランティアをやりました。

 

チョコレートのラブラドールの女の子を預かりました。

大変でしたが、とても貴重でいい経験をすることができましたよ。

 

子犬を預かるとどんなしつけが必要か、気になりますよね。

ここでは盲導犬候補の子犬のしつけについて、私の経験を書きますね。

盲導犬候補犬のしつけはきびしい?元パピーウォーカーが語る

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パピーウォーカーをやる前は、盲導犬を目指す犬だから

しつけがきびしく、エリート教育をしていくものだと思っていました。

 

でも盲導犬センターに面談に行った時言われたのが

「心のやさしい子に育ててください」でした。

 

これにはちょっと拍子抜けしてしまいましたね。

厳しくしつけるものだと思っていましたから。

 

基本的なしつけは一般的にペットで飼われている犬と

大きくは変わりません。

 

トイレ、お座り、伏せ、待てなど基本的なことを教えていきます。

 

私が通っていた盲導犬センターでは、当時隔週で研修会があり、

そこでパピーウォーカーは指導員からいろいろなことを教わり、

家に帰ってしつけや訓練をしました。

 

疑問があると聞ける人がいるので、初めて犬を飼う方でも

安心してパピーウォーカーをすることができるはずです。

盲導犬候補犬に最も大切なしつけは何?

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盲導犬候補の犬に一番大切なしつけ、それはアイコンタクトです!

 

犬が飼い主に集中して、じっと見続けられるようにするのが

最も基本だからです。

 

生後2か月で初めて研修に行った時、アイコンタクトのやり方を教わりました。

 

最初にお座りをさせます。

そしてフードやおやつで犬の意識を集中させて、

こちらを見るようにさせます。

 

最初は1、2秒くらいしかできませんが、できたらホメて

おやつをあげます。

 

毎日練習していくと徐々に秒数が伸びていきます。

犬は賢いので、練習するとどんどんできるようになります。

 

できるようになったらまわりがうるさい環境で練習

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家の中の静かな環境でできるようになったら、研修会のように

周りに人や犬がいる状況でもアイコンタクトができるようにします。

 

公園でもアイコンタクトの練習をしていました。

 

さらに続けていくとフードやおやつなしでもアイコンタクトが

できるようになります

 

犬が飼い主に集中するようになれば、他のしつけは

それほどむずかしくないです。

 

アイコンタクトは盲導犬候補の犬だけでなく、

一般のペット犬もできるといいです。

 

飼い主さんの言うことをきちんと聞くようになりますからね。

まとめ

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アイコンタクトが必要なのは盲導犬候補の犬に

限ったことではありません。

 

アイコンタクトができて飼い主に集中できるようになれば、

大抵のことはちゃんと覚えられるようになります。

 

生後2ヵ月から始めましたが、早いという感じはしませんでした。

できなくて当たり前、できなくても叱らずに、できたら

犬が思いっきり尻尾を振るくらいほめてあげましょう。