犬が散歩中リードを引っ張る!?この癖を治すのは実は簡単!
犬を散歩させている人の様子を見ると、その様子は実にさまざま。
中には犬がリードをぐいぐい引っ張って歩くケースを見かけます。
飼い主さんが好きでそうさせているわけではないのでしょうけど、
犬がグイグイリードを引っ張って歩くのはいいことではありません。
散歩の主導権は飼い主が握るのがいいです。
では犬のリードの引っ張り癖はどのように治せばいいのでしょうか?
散歩中犬がリードを引っ張る理由
犬がリードを引っ張る理由のひとつに犬の好奇心があります。
「はやくこの先に行きたい!」「何があるんだろう?」と好奇心が
旺盛な犬はグイグイリードを引っ張ってしまいます。
もうひとつの理由に飼い主が犬に自由にさせ過ぎていることがあります。
犬が右に行けば右、左に行けば左。また勢いよく歩いても
そのまま犬の好きなようにさせていると、犬は自分が主導権を
握ってグイグイリードを引っ張って歩くようになります。
いわば「犬に散歩されている」状態ですね。
こういった飼い主さんは通常リードを長く持つ傾向があります。
引っ張り癖を治す方法!実はそんなにむずかしくない!!
犬の引っ張り癖を治すのはそれほどむずかしくありません。
パピーウォーカーをやっていた時、どのパピーウォーカーも
訓練士からアドバイスを受けて実践すると、引っ張り癖は
なんなく治っていました。
まずチョークカラーを用意します。
犬が先に行ってしまったときにリードを引っ張ると首輪が
締まるタイプのものです。
首輪が締まると犬がかわいそうが気がしますが、首を絞めつけて
苦しくさせるものではないので大丈夫なんです。
犬が先に行ったりグイグイ引っ張ったら、リードを
ぐいっ!と一瞬引っ張り、歩くのをやめます。
盲導犬のコマンドは短い英単語ですから「ノー!」と言っていました。
これを繰り返しているとすぐにリードをひぱって
先に行くのをやめるようになります。
ちゃんと歩けるようになったらホメることを忘れないでくださいね。
ポイントは一気にグイッと!
チョークカラーを使う時のポイントは、一気にグイッと
引くことです。
犬と飼い主が綱引きのようになってしまっては、犬に
「先に行ってはダメ!」という意思を伝えることはできません。
散歩は飼い主が主導権を握らなければなりません。
犬が右に行きたいと思ったら左に行くのも、飼い主が
主導権を握れる方法です。
歩いているときはときどき犬が飼い主の様子をうかがうように
なったら理想ですね。
忘れてはいけないのは、歩いている最中に常に
犬に声掛けをしてあげることです。
パピーウォーカーのとき、よく訓練士からそう指導されていました。
名前を読んだり、上手に歩けたら「グッド」でも「よし」でも
いいから誉めてあげたり。
そうすればますます上手に歩けるようになりますよ!