爪切りがきらいな犬!苦手な飼い主!黒い爪はどう切る?
以前盲導犬のパピーウォーカーをやったとき、預かった犬が
チョコレートのラブラドールでした。
チョコレートやブラックのラブは爪の色が茶や黒なので、
爪を切るのがむずかしいんです。どこからが神経か、
わかりにくいですから。
同じよう茶色や黒い爪を持った犬の爪切りがむずかしい、苦手
という飼い主さんは多いはず。
また爪を切られるのを嫌がる犬もいますよね。
でも爪を切らないと伸びた爪が犬の肌を傷つけたり、
人をケガさせたりすることがあります。
しっかり切ってあげましょう。
散歩をしていれば爪切りは必要ない?
散歩をしてよく歩いている犬は、爪もその分削れています。
爪切りをしなくていいように思いますが、そんなことはありません。
というのは犬にも歩き方の癖があり、全部の指の爪が
平均して削れるわけではないからです。
また親指の爪は地面に接していないので、削れることはありません。
散歩が多い犬でも爪の状態を見て、伸びていれば
切ってあげる必要があります。
犬の爪切りで用意するもの
- 犬用爪切り
- 爪やすり
- 万が一の際の止血剤
犬用爪切りにはギロチンタイプ、ニッパータイプがあります。
ギロチンタイプの方が使いやすいです。
特に慣れないうちはギロチンタイプをオススメします。
爪が伸びすぎて巻き爪になっている場合はニッパータイプを使います。
爪を切るときに注意点
犬が痛がらないように、しかも必要な分を切ることが大切です。
爪が伸びすぎると神経も伸びます。すると爪を切ったときに
神経も切ってしまい、犬が痛がったり出血したりします。
特に黒や茶色の爪の犬の爪きりは要注意です。
白い爪の場合、赤っぽく見えるのが血管ですから、
そこまで切らないように、少しずつ爪を切っていきます。
黒や茶色の爪の犬の場合は、より慎重に少しずつ爪を切っていきます。
爪の中に白い芯のようなものが見えてきたら爪きりはやめて、
ヤスリで角を削っていきます。
犬の爪を切るときはとにかく少しずつ、を心がけましょう。
万が一出血してしまったら
滅多にありませんが、爪を切っていたら出血してしまうことがあります。
血が出たら清潔なガーゼで指を抑えます。
そして止血剤で血を止めましょう。
犬は一度爪きりでいたい思いをすると、爪切りを嫌がるようになります。
慎重に切ってあげてくださいね。
いろいろ書いてきましたが、やってみると爪きりは
それほどむずかしいものではありません。
何度かやっていくうちに犬も飼い主もなれていきます。
まずは挑戦してみてくださいね。