盲導犬候補犬が耳ダニに!?予防は?治療薬は?
以前うちでは盲導犬候補の子犬を預かるボランティア、
パピーウォーカーをやったことがあります。
生後4か月頃だったでしょうか、耳掃除をしていたら
いつもより耳垢が黒く、量も多い日が続いたことがありました。
不安になり、盲導犬センターに許可をとって動物病院に
連れていったところ、なんと耳ダニに感染していました・・・
かゆかったの思うので、もう少し早く気付いてあげれば
よかった、とそのとき反省・・・
そこでここでは耳ダニについてまとめてみました。
ワンちゃんにつらい思いをさせないためにも、
是非一読くださいね。
耳ダニってどんなもの?わかりやすい症状は?
犬の耳ダニとは犬の耳の中に寄生する「ミミヒゼンダニ」のことです。
耳ダニは耳垢などを食べて繁殖。卵を産み付けると2,3日で孵化して
その後成虫になります。
繁殖力が強く、治療しないとあっという間に耳ダニだらけになってしまいます。
犬が激しく頭を振ったり、足で耳をかこうとしたら
耳ダニの可能性があります。そのまま放っておくと
慢性の外耳炎になり、治療もむずかしくなります。
いつもと様子がおかしいと思ったら早めに動物病院に
連れていってあげてくださいね。
動物病院での治療法は?
耳ダニは抗生物質を投与することで治療することができます。
うちにいた犬は1週間おきに治療に来るように言われて、
たしか3回通って根絶することができました。
耳ダニの薬は卵には効かず、孵化したダニを殺します。
治療は思ったより簡単でした。
ただ私の場合は盲導犬センターで耳掃除のやり方を
教わっていて、耳垢の状態がいつもと違ったことに気が付いたため、
早期に気が付くことができました。
もう少し遅かったら、と考えると恐ろしくなりますね。
耳ダニに予防はどうする!?
耳ダニの予防はむずかしいです。
感染している犬や猫に近づけないことくらいしかありません。
犬を飼い始めの頃は、ワクチン注射などで動物病院に行った際
見てもらうのがいいでしょう。
かゆがっている様子や耳垢の状態がいつもとちがったら
耳ダニを疑うようにしたいですね。
特にラブラドールのように耳が垂れている犬は
耳ダニに侵されやすいのの注意が必要です。
ちなみに耳ダニが人に感染することはありません。
それだけは安心してくださいね。